「化学分野」では、「光応用」「材料科学」「有機化学」を中心に研究しています。
電子レンジにも使われているマイクロ波を活用して、化学反応を促進するグリーンケミカルな手法を開発し、デスクトッププラントを目指します。 頭で考えるとパンクしそうなぐらいが変数があっても、実験計画法と機械学習(人工知能)でベストな反応条件を特定する手法を開発しています。 食品や化粧品に適度な粘度を出すために使用されている二重らせん多糖類を加熱した場合、冷却した場合に、どのように構造が変わり、粘度などの物性に影響するかを調べています。 環境・生体に優しい高分子「ポリ乳酸」が形成するゲルの構造と物性を、ポリ乳酸の結晶を変えることで制御しています。 高い生体親和性を持つ高分子同士が水素結合で形成する会合体が、溶液の条件によってどのように構造を変えるか調べています。