会長からのご挨拶 26,27年度

静岡化学工学懇話会
   会長(平成26,27年度) 木村元彦 (静岡大学)

約1年前に突然に本懇話会の副会長を拝命し、本年度、謂わば「飛び級」のように会長の任に就くことになりました。本会が設立された平成4年当時、静岡大学電子科学研究科の助手として電子工学分野の研究をしながら本会に参加させて頂いていた私が、本会の会長を拝命するとは夢にも思いませんでした。初代会長の秋山鐡夫先生に始まり、素晴らしい方々が会長として本会を支えて来られたことを思うと、歴代の会長の皆様への畏敬の念を禁じ得ません。

本会の親組織である化学工学会には、全国各地に約20の懇話会がありますが、静岡化学工学懇話会は、それらの中でもトップクラスの活発な活動をしています。本懇話会の活動には、2つの大きな魅力があると私は感じています。その魅力の一つは、見学会とセットになった講演会です。本懇話会のような組織が無ければ、企業内の工場や研究所の見学は大変に困難です。特に民間企業の会員の皆様にとっては、他社の工場等の見学会は大変に貴重な機会となっていると思います。本懇話会の魅力の二つめは、会員同士の人を基本とした交流の深さです。本懇話会のほぼ全ての行事において懇親会があり、初めて参加する会員であっても、同じ大学の同級生であったかのように打解けて楽しく交流できる雰囲気が出来ていることです。「実益があって楽しい!」これが、本懇話会の活動が活発な理由です。

このように、本懇話会は現在でも活発な活動をしていますが、昨年度まで続いた長期不景気の影響もあってか、若い年代の会員が増えていません。20歳代や30歳代の若い人が興味を持って積極的に行動するときのエネルギーには、非常に大きい可能性が潜んでいます。本懇話会が今後、どのような形であるにせよ、発展的に変化するためには、若い世代の強いエネルギーが必要です。そこで、私が会長を務めさせて頂く2年間に、若い世代の会員を増やし、本会の発展に少しでも貢献できるよう、精進する所存です。皆様のご支援、ご協力を何卒、宜しくお願い致します。