ご挨拶

静岡化学工学懇話会
   会長(平成16,17年度) 脇屋 和紀

昨年度から静岡化学工学懇話会の会長を勤めさせて頂いて1年が過ぎました。昨年度予定の行事は、多数の方にご参加いただき無事終了致しましたこと、ひとえに会員の皆様のおかげと感謝しております。また、年度途中で庶務幹事の東先生がご都合で退任されることになり、後任を上野先生にお引き受けいただくことになりました。上野先生には突然のことだったと思いますが、大変精力的に活動していただき、懇話会活動の活性化、今後への提言などを頂きながらの1年間でした。今年度も副会長始め、幹事、会員の皆様のご協力を得ながら懇話会の発展の為に微力ながら精一杯勤めさせていただきたいと思います。

昨年度は、511日に巴川製紙所用宗事業所にて総会、見学会、第28回静岡コロキウムの開催からスタート致しました。921日に第12回静岡フォーラムを東海支部との共催でアクトシティー浜松にて「新型太陽電池(色素増感太陽電池)とベンチャー起業」のテーマで講演会を開催しました。1214日に第13回企業技術交流会を「地元ベンチャー企業の挑戦」と題して矢崎電線沼津製作所にて開催、39日には第29回静岡コロキウムをフロイント産業浜松事業所にて「包装・製剤技術の最先端」のテーマで見学講演会を開催いたしました。

特に見学先の企業の皆様には快くお引き受けいただき、見学、講演会の準備から、懇親会会場の手配など、大変お世話になりこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。今後もこれらの活動を通じて会員相互の懇親と、コミュニケーションをはかり、楽しみながらも新しい技術なり、知見を得られるような会にしていきたいと思います。
   また、昨年も書きましたが、若い技術者、研究者に、もっと積極的に参加していただける会にしたいと思いますので、会員の皆様のご協力をお願い致します。

この懇話会は化学工学会東海支部の下部組織として活動を行っていますが、全国的に見ても静岡化工懇話会は支部との連携がよく、活動内容も充実しており、活発に活動を行っているとのご評価を頂いています。これも静岡県から情報を発信しようという会員の皆様の情熱の賜物と思います。

  最後になりますが、この懇話会の中心的役割を果たしていただいている静岡大学から、須藤先生が東海支部設立52年目で今年度初めて支部長として就任されましたこと、あわせてこの会の前会長の浜辺氏が東海支部の功績賞を受賞し、215日の東海支部総会の際に表彰されたことをご報告しておきます。

 (平成17年)


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