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学術論文の名称 単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 概   要
16 Shape-selective methylation of 4-methylbiphenyl to 4,4’-dimethylbiphenyl with supercritical methanol over zeolite catalyst 共著 2004.2 JOURNAL OF THE JAPAN PETROLEUM INSTITUTE 4-メチルビフェニルのp-位選択的メチル化における超臨界メタノールの適用性を検討した。その結果、300℃、14〜16MPaの超臨界メタノールとSAPO-11触媒を用いて30分間反応を行うと、70〜85%の選択率で4-メチルビフェニルが4,4’-ジメチルビフェニルに変換されることが明らかになった。
Y.Horikawa, Y.Uchino, Y.Shichijo, T.Sako
Vol.47
P136-P142(7頁)
17 家畜ふん尿の超臨界水処理技術 共著 H16.3 農林水産技術研究ジャーナル 臨界水を用いた家畜排せつ物の処理技術を開発した。ひとつは600℃、15MPaの超臨界水中、無触媒で15分間クリーンおよび完全燃焼して熱エネルギーを回収する技術、もう一つは、水酸化カリウム触媒の存在下、700℃、10MPaの超臨界水中で30分間ガス化して水素リッチな燃料ガスを生成する技術である。
佐古猛、岡島いづみ
Vol.27
P41-P47(7頁)
18 Acetone hydration in supercritical water: 13-NMR spectroscopy and Monte Carla simulation 共著 2004.4 JOURNAL OF CHEMICAL PHYSICS 400℃以下、水密度0.1から.6g/cm3の超臨界水中でのアセトンのカルボニル基の13C-NMRスペクトルの化学シフトを測定し、超臨界水中でのアセトンの水和構造を検討した。その結果、400℃では水素結合の数は水密度と共に増加し、その増加の割合は水密度の上昇に伴って小さくなることが明らかになった。またモンテカルロシミュレーションの結果は、実験結果と定性的に一致した。
Y.Takebayashi, T.Sako, M.Nakahara 他3名
Vol.120
P6100-P6110(11頁)
19 Hydrogen production from cross-linked polyethylene with water in high temperature and pressure 共著 2004.12 JOURNAL OF CHEMICAL ENGINEERING OF JAPAN 700℃、10MPaの高温高圧水を用いると、架橋ポリエチレン中の炭素原子1モルから2モルの水素ガス、生成ガス中の水素原子を集計すると2.4モルの水素ガスに相当する水素原子が気体として生成した。水素ガスの生成の由来を検討した結果、1モルは架橋ポリエチレン中から生成した水素、残りの1.4モルは水と炭素原子のガス化反応、水生ガスシフト反応より生成した水素であることがわかった。
I.Okajima, D.Shimoyama, T.Sako
Vol.37
P1521-P1527(7頁)
20 Highly selective synthesis of 4,4’-dimethylbiphenyl and its relevant spectroscopic study 共著 2005.3 INDUSTRIAL & ENGINEERING CHEMISTRY RESEARCH 耐熱性ポリマーや液晶原料として重要な4,4-ジメチルビフェニルを、SAPO-11の存在下、573K、16.3MPaの反応条件で、超臨界メタノールと4-メチルビフェニルから選択的に合成する方法を見出した。更にダイヤモンド単結晶を備えたATR-FTIR装置を試作し、超臨界反応場中に存在する反応中間体、反応活性種、触媒失活物質前駆体の存在と分子構造を解析した。
Y.Horikawa, D.S.Bulgarevich, Y.Uchino, Y.Shichijo, T.Sako
Vol.44
P2917-P2920(4頁)
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Last update:2005/07/13
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