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学術論文の名称 単著、
共著の別
発行又は
発表の年月
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 概   要
11 Cycloaddition of oxirane group with carbon dioxide in the supercritical homogeneous state 共著 2002.10 INDUSTRIAL & ENGINEERING CHEMISTRY RESEARCH 超臨界均一領域と気液共存領域において、2-メチルオキシランンあるいは2,2-ジメチルオキシランと二酸化炭素から4-メチル-1,3-ジオキソラン-2-オンあるいは4,4-ジメチル-1,3-ジオキソラン-2-オンを合成する反応を検討した。その結果、超臨界均一相中では生成物の収率が95%以上になること、一方、気液共存相中では5%以下であることを見出し両者の反応機構の違いを考察した。
T.Sako, T.Fukai, R.Sahashi, M.Sone, M.Matsuno
Vol.41
P5353-P5358(6頁)
12 Alkylation and acetal formation using supercritical alcohol without catalyst 共著 2003.3 CHEMISTRY LETTERS 触媒が存在しない条件下で、超臨界メタノールを用いてフェノール類のベンゼン環のメチル化、アニリンのN-メチル化、フェノール類のO-メチル化、アセトアルデヒドやアセトンからのアセタール合成を検討した結果、高選択的にベンゼン環のモノメチル化、N-位のモノメチル化、フェノール類のO-メチル化、アセトアルデヒドからの1,1-ジメトキシエタン生成が起こることを明らかにした。
Y.Horikawa, Y.Uchino, T.Sako
Vol.32
P232-P233(2頁)
13 Novel strategic lipase-catalyzed asymmetrization of 1,3-propanediacetate in supercritical carbon dioxide 共著 2003.5 TETRAHEDRON LETTERS リパーゼ酵素による1,3-プロパンジアセテートの不斉合成において、通常の有機溶媒中では光学的対掌体の選択的合成は見られない。一方、超臨界二酸化炭素中では最大50%の選択率で光学的対掌体の合成が可能だった。この理由として、超臨界二酸化炭素によるリパーゼの活性点の構造変化が考えられる。
N.Mase, T.Sako, Y.Horikawa, K.Takabe
Vol.44
P5175-5178(4頁)
14 Kinetics of the N-alkylation by supercritical methanol 共著 2003.10 JOURNALOF SUPERCRITICAL FLUIDS 紫外・可視吸光光度計を用いて、超臨界メタノール中でのN-メチル-o-トルイジンのN-メチル化の反応速度を測定した。反応は擬1次反応であり、250〜300℃、5.4〜30MPaの速度定数、活性化エネルギー、活性化体積が決定された。N-メチル化の反応機構として、メチルダイマーの形成を経由するものとメタノールの2分子分解を経由するものという2つの可能性がある。
D.S.Bulgarevich, K.Otake, T.Sako, 他6名
Vol.26
P215-224(10頁)
15 High pressure phase equilibrium for ethylene + 1-propanol system at 283.65K 共著 2004.1 FLUID PHASE EQUILIBRIA 静置型循環式装置を用いて、283.65Kのエチレン-プロパノール系高圧相平衡と飽和密度を測定した。実験結果を解析した結果、今回の温度条件では気液平衡、液液平衡、気液液平衡が存在することがわかった。また実験データは種々の状態方程式で相関することが出来た。
D.Kodama, J.Miyazaki, M.Kato, T.Sako
Vol.219
P19-P23(5頁)
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Last update:2005/07/13
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