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学術論文の名称 | 単著、 共著の別 |
発行又は 発表の年月 |
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 | 概 要 | |
6 | 亜臨界水による臭素含有難燃樹脂の分解・脱臭素 | 共著 | H13.12 | 高分子論文集 | 水熱処理によりテトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂(臭素化エポキシ樹脂)を使用した難燃型熱硬化性エポキシ樹脂の分解・脱臭素を検討した結果、300℃、25MPaの亜臨界水中で触媒を用いずに30分間樹脂を加水分解すると、フェノールなどを含む水可溶成分とオリゴマーが主体のテトラヒドロフラン(THF)可溶分を生成すること、更に、臭素化エポキシ樹脂中の臭素分の98%以上が臭化水素の形で反応溶媒として用いた水中に移行することがわかった。 岡島いづみ、菅田孟、佐古猛 Vol.58 P692-P696(5頁) |
7 | 超臨界アルコールによる架橋ポリエチレンのリサイクル | 共著 | H13.12 | 高分子論文集 | 亜臨界〜超臨界水、超臨界メタノールを用いてシラン架橋ポリエチレンの熱可塑化を試みた結果、300〜380℃の亜臨界〜超臨界水および340℃以上の超臨界メタノールでは分子量の低いワックス状物質、300〜340℃の超臨界メタノールでは架橋点が完全に切断され、かつ分子量が低下していない熱可塑性のリサイクルが可能なポリエチレンを得ることが出来た。 後藤敏晴、山崎孝則、岡島いづみ、菅田孟、佐古猛 Vol.58 P703-P709(7頁) |
8 | 亜臨界〜超臨界水を用いたエポキシ樹脂およびCFRPの分解 | 共著 | H14.5 | 化学工学論文集 | 亜臨界〜超臨界水を用いてエポキシ樹脂の分解を行った。その結果、350〜380℃、25MPaの条件で樹脂は完全に分解し、約90%が単環フェノール類や比較的分子量の小さな生成物である水+メタノール可溶分として回収された。当該技術の応用の一例として炭素繊維強化プラスチックの分解・炭素繊維の回収を試みたところ、380℃、25MPaの超臨界水を用いると付着物のない炭素繊維を回収することが出来た。 岡島いづみ、山田和男、菅田孟、佐古猛 Vol.28 P553-P558(6頁) |
9 | Hydrogen bonding in supercritical methanol studied by infrared spectroscopy | 共著 | 2002.5 | JOURNAL OF CHEMICAL PHYSICS | 高温高圧用FTIR装置により超臨界メタノール分子間の水素結合に基づく相互作用を測定した結果、523Kにおいて、低濃度領域では主にモノマーのメタノール分子、中程度の濃度ではモノマーとダイマーの間で平衡関係が存在することが明らかになった。更にモノマー、ダイマー、より高次のメタノール分子集合体の平衡定数の温度依存性を測定した。 D.S.Bulgarevich, T.Sako, 他4名 Vol.116 P1995-P2003(9頁) |
10 | The role of general and hydrogen-bonding interactions in the solvation processes of organic compounds by supercritical CO2/n-alcohol mixtures | 共著 | 2002.9 | INDUSTRIAL & ENGINEERING CHEMISTRY RESEARCH | 紫外・可視吸光法により、超臨界二酸化炭素+n-アルコール混合物のミクロな溶媒極性、塩基性度を測定したところ、溶媒極性は無極性のシクロヘキサンよりも小さいこと、メタノールのモル分率が0.05の時の混合物の塩基性度は、室温・大気圧下の液体メタノールの値に近づいていことが明らかになった。以上の結果、メタノール添加により超臨界二酸化炭素+メタノール混合物の物性値が大きく変化するので、メタノールは優れた添加剤であることがわかった。 D.S.Bulgarevich, T.Sako, 他6名 Vol.41 P2074-P2081(8頁) |
主な学術論文(その1) | 主な学術論文(その3) | |
用語集: |
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