第54回静岡コロキウム

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第54回静岡コロキウム/第84回研究会 案内PDF

静岡化学工学懇話会 第54回静岡コロキウム
静岡県東部精密技術研究会 第84回研究会
「水素を用いたモビリティー・分散電源に向けたエネルギーキャリア技術」

主催:静岡化学工学懇話会,静岡県東部精密技術研究会
共催:化学工学会東海支部

1.日 時  2019年3月18日(月) 13:30~19:00
2.会 場  矢崎総業株式会社 Y-City ワールドヘッドクォーターズ1F 第一ホール
〒410-1194 静岡県裾野市御宿1500
アクセス:JR岩波駅より徒歩7分

https://www.yazaki-group.com/company/corp_y_city.html

3.研究会次第
静岡化学工学懇話会との初めての共同主催による講演・見学会です。見学は矢崎総業㈱、特に技術研究所の紹介・、諸施設を見学させてもらいます。
(1)受   付 13:00~
(2)開会の挨拶 13:30~13:35
(3)講   演:
パリ協定を踏まえ、温室効果ガスの排出量を2030年度までに2013年度比26%削減、長期的には2050年までに80%の削減を目指すことが国の重要課題となっています。そこで、CO2排出削減に向け、水素エネルギーキャリアであるアンモニアを燃料として電力・運輸・産業に活用する新たな取り組みが行われています。アンモニアはCO2を排出せず直接利用でき、肥料・化学品としての流通マーケットが存在し、キャリアの中で水素密度が最も高い為、輸送・インフラ設備をよりコンパクトにできる等のメリットを有しています。100年程前に実用化されたハーバー・ボッシュ法によるアンモニア合成は、触媒技術、高温高圧反応など、近代化学工業の幕開けに繋がり、食糧問題の解決に大きく貢献しています。しかし現在も使われているこの製造方法は世界のエネルギー消費量の1%近く使うと言われ、よりマイルドな条件で安価に製造する方法が求められています。また需要先の燃料電池自動車や家庭用燃料電池の頻繁なON/OFFに追随するために、アンモニア分解反応触媒をマイクロ波で急速に加熱し水素を供給する必要があります。本講演でアンモニア合成触媒の動向、アンモニアからの水素製造の現状を知ることで、来るべき低炭素社会、水素社会に向けての皆様のビジネスチャンスの一助になれば幸いです。

1)「矢崎技術研究所のご紹介」   ・ ・・・・・・・・・・・・  13:35~14:00
矢崎総業株式会社 技術研究所         所長  植松 彰一 氏
2)「次世代燃料としてのアンモニア合成について」 ・・・・・・  14:00~15:00
国立高専機構 沼津工業高等専門学校 物質工学科 教授 稲津 晃司 氏
3)「マイクロ波加熱を利用したアンモニア分解による水素製造」・・ 15:00~15:20
矢崎総業株式会社 技術研究所             毛利 安希 氏

(4)見学会(施設見学、製品・技術展示)  ・・・・・・・・・・・・・15:30~17:00

(5)懇親会:矢崎総業 Y-City内厚生センター2F「箱根」  ・・・・・17:30~19:00

4.参加費
講演会:主催・共催団体会員および学生は無料、非会員は2,000円(当日集金)
懇親会:2,000円 (当日集金)

5.申込方法:
[静岡化学工学懇話会]
ホームページの第54回静岡コロキウムの「参加申込みフォーム」から申込ください。
[静岡県東部精密技術研究会]
以下の事項について、事務局宛電子メールでお申し込みください。
メールアドレス:tobuseimitsu@numazu-ct.ac.jp
申込み期限:2019年3月5日(火)
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第84回研究会 『水素を用いたモビリティー・分散電源に向けたエネルギーキャリア技術』
所属団体 □東部精密技術研究会 □静岡化学工学懇話会/化学工学会東海支部  □その他
懇親会の参加の有無  □参加  □不参加
参加者氏名
所属企業/所属部署
連絡先 TEL/E-mail
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本件、お問合せ先
静岡化学工学懇話会 事務局
電話/ファックス 053-478-1188
Eメール cess (at) cheme.eng.shizuoka.ac.jp
(at)を@に変えてください。